和風で趣のある古民家。「古民家で自然に囲まれた田舎暮らしをしたい」「古民家の和風要素を残して自分好みに改装を楽しみたい」など、古民家の暮らしに憧れる人も少なくありません。今回はそんな、古民家のメリット・デメリットや物件選びのコツについてご紹介します。
目次
古民家のメリットデメリット
【メリット】
・和風で落ち着いた雰囲気
・スペースの広い物件が多い
・自分好みのリノベーション
・固定資産税が安い
【デメリット】
・状態によって費用が変わる
・耐震性・耐久性が心配
・固定資産税が高くなることも
古民家のメリット・デメリットについて以下に詳しくご紹介します。
古民家に住むメリット
和風で落ち着いた雰囲気
古民家の一番のメリットといえるのは、和風で落ち着いたモダンな雰囲気です。旅館のような木の温もりが感じられるのが魅力です。古民家カフェなど、近年はメディアやSNSなどでも取り上げられることが多く憧れている人も多いのではないでしょうか。
スペースが広い物件が多い
古民家は敷地面積や部屋も広い物件が多いです。スペースが広いということは、ゆったりとした暮らしを楽しむことができます。
庭のスペースを充実させることで、外でテーブルを囲むこともできますし、ガーデニングなどの趣味も楽しめますね。庭や畑、倉庫がある場合も多く、お得な物件が多いのも見逃せません。
自分好みのリノベーション
古民家は自分好みにリノベーションができるというメリットもあります。
柱や梁などを残して住みやすいようにリフォームをすることで、新築では味わえない風情のある雰囲気を感じさせてくれます。リビングに薪ストーブに憧れる人も多いはず。
固定資産税が安い
固定資産税は「固定資産評価額×1.4％」で算出されますが、家屋の評価は、原則として築年数の経過によって評価が下がるので、新築よりも税金が安くすみます。
古民家に住むデメリット
新築にはない暮らしを楽しめる古民家ですが、デメリットもあります。デメリットも知っておきましょう。
状態によって費用が変わる
築年数が経過しているため、古民家の状態でリフォーム費用に差が出てしまいます。間取りの変更や水回りのリフォームなど、どこまでリフォームするのか、予算に応じてよく検討をしましょう。
耐震性・耐久性
古民家は、耐震性や耐久性などもデメリットと言えそうです。1981年よりも前に建てられている場合には、旧耐震基準に基づいた建物になります。
固定資産税が高くなることも
住んでいない古民家は、固定資産税が高くなる可能性があります。空き家を所有している場合には注意が必要です。相続などで住んでいない空き家を所有し、そのままにしていませんか？定期的な管理をしなければ「特定空き家」に指定され固定資産税が高くなることがあります。
古民家の物件を探すときは？
古民家の物件を探す際は、どんなことに気をつけるべきか確認しておきましょう。
地元の不動産会社と直接やりとりをする
地元の不動産会社はインターネットでは見つけられない物件情報を持っていることがあります。特に古民家は所有者が公開していないことも多いため、地域の情報に詳しい不動産会社であれば居住後のアドバイスも受けやすいです。
物件の状態と改修費用を確認する
古民家は何らかの改修が必要です。特に耐震性や耐久性、設備関係の改修がどの程度必要か専門家のアドバイスを受けると良いでしょう。費用がかさむ場合もあるのでしっかりと見極めることが大切です。
おわりに
落ち着いた雰囲気で趣のある古民家ですが、メリットとデメリットを把握することで、物件選びにも役立ちます。また、古民家のリフォームでは自分でやってみたいという人は、DIYで作業できる部分もあります。古民家で自然に囲まれた素敵な住まいを手に入れましょう。
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